禁則処理,金融翻訳,繰り返し一致(Repetitions)

禁則処理

「禁則処理」には以下の3種類があり、ワープロソフトやDTPソフトの表示で、見た目が悪い表示を調整することをいう。

・ 行頭にあると見た目が悪い「。」「、」「…」「?」「っ」などを前の行に押し込む。 
・ 行末にあると見た目が悪い「(」や「【」などを次の行に送る。 
・ 途中で切り離されると誤解を招きやすい数字や数詞(分離禁止文字)などをつなげてしまい、前の行に押し込むか次の行に送る。
通常、ワープロソフトなどが自動的に禁則処理を行なうが、禁則処理を行なうと1行あたりの文字数は一定にならなくなる。禁則処理を手動で解除して、文字数を一定にすることもある。

金融翻訳

「金融翻訳」の明確な定義はないが、翻訳業界ではよく「経済・金融分野の翻訳」という言葉の使われ方をする。
詳細は、「経済翻訳」の項を参照のこと。

繰り返し一致(Repetitions)

翻訳対象の文書内に1回以上存在する分節一致のことを「繰り返し一致」という。初めて文書内に出現した分節は、完全一致(100%マッチ)、あいまい一致(ファジーマッチ)、または一致なし(ノーマッチ)のいずれかと見なされる。その際、同じ分節が次に出現したときは、「繰り返し一致」と認識されることとなる。


用語集

Copyright(c) 2018 まるごと翻訳ステーション All Rights Reserved.