校正,左詰めベタ打ち,差分
校正
通常、「校正」とは、翻訳された文章を、用語集や、指定されたレイアウトデザイン、文書、フォントスタイルなどのフォーマットに基づいて統一を図ることを指す。
混同され易い「添削」は、誤字脱字、文法、スペル等の面からのチェックであり、「「リライト」は、目的や想定読者のレベルに応じて翻訳文章の全体のトーンを書き換えることであり、同様に「校正」とは異なる。
左詰めベタ打ち
レイアウトを考えずに純粋に翻訳のみを行う場合、この「左詰めベタ打ち」スタイルを採用している。ワープロやタイプライターなどで文字を打ち込む際、インデントをせずにすべて左側の行頭が一直線にそろうという、一番単純なタイプフォーマットのこと。
差分
通常、「差分」とは、翻訳する「原稿」に変更を加えた場合の、その変更箇所を指す。
実際の場面においては、既に元の「原稿」とそれに対応する翻訳が存在しており、その後、元の「原稿」に一部手を加え、その「訳文」も必要とする場合に、元の「原稿」の変更部分だけを元の「訳文」に反映する「差分の翻訳」のように使う。
「翻訳支援ツール」を用いると、「差分」の反映を効率的に行うことができる。