出来上がり枚数,上書き翻訳,常体
出来上がり枚数
和文英訳の翻訳後の英文の量をA4ダブルスペース換算で算出した完成原稿の枚数、あるいは、英文和訳の翻訳後の日本語の量を400字詰め換算で算出した枚数のことを指す。
上書き翻訳
クライアントから支給されたソースデータの書式を残したまま、直接文字を入力していく翻訳方法のこと。この場合は、原文のレイアウトをそのまま流用できるため、DTPにかかる費用と時間を削減し、納期を短縮することも可能となるのが利点である。
または、「オーバーライト(Overwrite)翻訳」とも呼ばれている。実際は、翻訳者が上書きしながら翻訳していたのでは、原文が翻訳途中で消えていくことになるので、一つのパラグラフや文を翻訳してから、原文(センテンス)を消去することも多い。
1990年代から日本で普及し始めた方法で、最初は主に英文和訳(英日翻訳)だけで採用されていたが、現在では和文英訳(日英翻訳)においても、「上書き翻訳」が採用されている。
常体
文章の様式を指し、英文和訳または、英日翻訳の時に使う文体で「である」体とも言う。