専門用語,全角スペース,相見積もり

専門用語

翻訳の「原文」および「訳文」中で、意味を構成するひとかたまりの表記で、かつ専門領域の言葉のことを「専門用語」といい、翻訳においては、「訳文」中の専門用語の統一を図ることが重要となる。
「原文」が長い場合は、「原語」に対応する「訳語」を、予め「用語集」としてとりまとめておくことが有効となる。

全角スペース

「全角」の「スペース(空白)」のことを指し、「上書き翻訳」で和文英訳するときに問題が生ずる場合がある。
日本では日本語O/Sの上に日本語アプリケーションソフトを乗せて使っているが、全角スペースが入力されている日本語データに「上書き翻訳」して、そのデータを米国等のシングルバイト文字圏へ持って行くと、その全角スペース部分が文字化けを起こす。スペースは空白であるため、目では見つけにくいわけであるが、それを防ぐためには、「上書き翻訳」終了後、英語環境(英語O/Sと英語アプリケーション)でデータを表示して、文字化けの有無をひとつひとつチェックする必要がある。

相見積もり

「相見積り」とは、翻訳の発注者が複数の翻訳会社もしくは翻訳者に見積もりを依頼することで、これにより、発注者にとっては、翻訳料金を見比べ、安く抑えることができる。しかし、安易に安いところに決めると、品質が悪い、納期が遅れる、納品後のフォローが悪いなどの落とし穴があるので、注意が必要になる。


用語集

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